プレス情報
2018年07月05日 中建日報
十河氏に名誉会員称号
「大変光栄、今後も貢献を」
土木学会・コンクリート工学会
元広島工業大学教授で近未来コンクリート研究会代表の十河茂幸氏が先月、長年にわたり土木・コンクリート工学等の発展に多大な功績をあげたとして、(公社)土木学会と(公社)日本コンクリート工学会から名誉会員称号を授与された。
両会の長い歴史の中でも会長経験者や貢献が極めて顕著な会員などごく限られた者に与えられる称号で、土木学会ではコンクリート委員会の委員、幹事等を長年にわたって務め、コンクリート標準示方書(2007年度版)の改定などに尽力。
コンクリート工学会においては、功労者賞を受賞した実績に加え、各員会の委員長や理事などを歴任したことなどが評価され、4月に70歳の節目を迎えたのを機に名誉会員に選ばれた。
最近の十河氏は、異業種間の連携強化によるコンクリート構造物の長寿命化を目指し、今年4月に同研究会を設立するなど、精力的な活動を継続中。「名誉会員にしていただいたのは大変光栄。これからも土木・コンクリート事業に貢献していきたい」としている。