川上ダム本体建設工事(大林組)の現場見学会
2020年11月13日
施工場所:三重県伊賀市阿保地内他
スケジュール
時間 | 内容 |
---|
7:30 | 広島発7:30の新幹線で新大阪、そしてレンタカーで伊賀市青山町駅(近鉄大阪線)でメンバーと合流して 13:30から現場見学会を開催しました。 |
13:30~14:20 | 現場事務所にて工事概要説明 移動 |
14:30~16:00 | 現場でダム建設の工事内容・進捗状況の説明を受けました。 コンクリート製造現場の見学では、ダム現場特有のマスコンクリート製造現場を見学いたしました。
参加者 NFCA代表 十河茂幸 氏 NFCA
移動 |
16:00~16:30 | 現場事務所に戻って、質疑応答 |
見学することが難しいダム工事の現場見学をさせて頂き、マスコンクリートの生産性向上の現状を勉強しました。
大林・佐藤・日本国土特定建設工事共同企業体
川上ダムJV工事事務所
所長 上髙 克弘 様
副所長 蔵元 一成 様
監理技術者 小俣 光弘 様
には最初から最後まで説明そして同行頂きました。
ありがとうございました。
また、NFCAの十河茂幸代表には今回の見学会開催には大変なご努力を頂きました。
感謝いたします。
<参加者>
十河代表
坂本主査
坂田氏(福井県)
久保氏(西日本高速エンジニアリング中国)
圓井氏(マルイ)
東澤氏(フローリック)
徳納氏(JCMA)
峯松氏(JCMA)
ダム施工現場見学会のスケジュール
工事進捗報告(2020年10月末)
川上ダム ライブ 大林組
中建日報 2020年11月19日
近未来研究会が川上ダム見学
近未来コンクリート研究会 三重県川上ダムを見学
AI・ICTでオート施工
近未来コンクリート研究会(十河茂幸代表)の「生産性向上研究協議会(P)協議会」は今月中旬、三重県伊賀市で建設中の川上ダムを訪れ、施工者である大林・佐藤・日本国土特定JVの説明を受けながらAI・ICTなどの最先端技術を駆使したオートメーション施工が行われている同ダムの施工状況を見学した。
同ダムは、治水や新規利水、流水の正常機能維持などを目的とした堤体高さ84m、総貯水容量3100万rmの重力式コンクリートダムで、計画期間約50年を経て2019年から本体コンクリートの打設工事を開始した。
設計・施工から将来の維持管理までを見据え、3次元化した地形・地質データや構造物データなどの基礎データに施工管理データなどの属性情報を付与できるCIMを構築しており、堤体のコンクリート量45万5000rmについては出来るだけ継ぎ目を設けずに広範囲を一度に打設する拡張レヤ工法を採用。タワークレーン2基を自動運転する方法で過去にないスピード施工を実現している。
見学会に参加した十河会長とP協議会の主査を務める広島工業大学の坂本英輔准教授ら9名の参加者らは、川上ダム工事事務所の上高克弘所長や蔵元一成副所長、小俣光弘監理技術者の説明を受け、生産性を向上させる技術として大いに参考にしたほか、熱心な質疑応答なども行われた。
同会は、元広島工業大学教授の十河代表が中心となって2018年4月に設立したもの。P協議会のほか、「初期ひび割れ抑制技術(C)協議会」「延命化のための維持管理技術(M)協議会」で構成され、生コンや点検・診断、設計、施工などの専門家がコンクリート構造物の長寿命化に向け、業種の垣根を越えた協議を定期的に行っている。
概要説明