プレス情報
2022年5月10日 中建日報
診断士受験対策講座開く
広島の十河会長が心構え伝授
山口県コンクリート診断士会
山口県コンクリート診断士会(瀬原洋一会長)が主催する「コンクリート診断士受験対策講座」が7日に山口市で開かれ、講師として広島県コンクリート診断士会の十河茂幸会長(近未来コンクリート研究会)が登場。受験の心構えを説くとともに、過去の問題傾向などについて解説した。
受験対策講座は、県内の社会資本整備技術の向上を目的に毎年開催されているもので、受講は無料。今年はこの日を含めて全2回。次回は7月に予定されている。
冒頭、瀬原会長(トキワコンサルタント)は13人の受講者を前に、「コンクリート診断士の試験は非常にハードルが高いが、維持管理の中核を担い、構造物の延命化は二酸化炭素の抑制にもつながることから、カーボンニュートラルなどの社会問題の解決にも必要な人材。山口県のより良い未来のためにも合格を目指してほしい」と述べた。
講義では、十河氏がコンクリート診断士試験の要領について触れたのち、試験を構成する択一式試験、記述式試験のポイントについて解説。また、2019年に出題された過去問題を1問ずつ解説しながら、本試験に向けたレベルアップを図った。