| 延命化のための維持管理技術協議会(M協議会) | 協議会 | 近未来コンクリート研究会は、インフラを適切に維持管理することを推進する支援をするとともに、これから建設されるコンクリート構造物を長寿命化するための研究を行います。

2023年度 第1回 延命化のための維持管理技術協議会(M協議会)
2023年10月03日

対面参加者:9名
WEB参加者:6名

M協議会の議論

十河茂幸

M協議会(RC構造物の延命化技術研究協議会)が10月3日15時から開催された。
 コンクリートメンテナンス協会の技術委員長の江良和徳氏を主査が務め会議を進めた。参加者15名(うちオンラインでの参加6名)で協議がはじめられた。
今回の協議会では、土木学会全国大会が広島で開催されたので、その内容を調査して報告し、議論を深めることとなった。
まず、小規模橋梁の簡易点検要領(案)を活用した社会実装を行った結果の報告2件が、井上建設の峯松昇司氏から紹介された。また、亜硝酸リチウムの浸透深さを調査する方法としてグリースロミイン法を活用した結果の報告は、コンクリートメンテナンス協会の徳納剛氏から報告され、いくつかの質問に対して適切に回答されたことの紹介があった。
土木学会の発表論文では、維持管理に関する報告が多く、そのすべては紹介できないが、小規模橋梁の維持管理が技術者の数や予算面から課題が多いとの認識が高まり、様々な視点からの研究報告があり、今後の当該分野の取り組みに注視する必要があることが確認された。

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配布資料