2023年度 第1回 脱炭素コンクリート技術研究協議会(S協議会)
2023年10月03日
対面参加者: 15名
WEB参加者: 6名
S協議会(脱炭素コンクリート技術研究協議会)の議論
十河茂幸 代表
S協議会(脱炭素コンクリート技術研究協議会)が10月3日13時から開催された。
広島工業大学建築学部坂本英輔教授を主査として、S協議会が参加者15名(うちオンライン6名)で開催された。
前回議事録(案)の確認のあと、日本建築学会における関連技術の紹介があった。内容としては、フライアッシュまたは高炉スラグを使用したコンクリートのフレッシュコンクリートの性質や強度や耐久性への影響を調査した報告であり、脱炭素化を目指している。
この協議会では、脱炭素の向けた実験を行っており、①フライアッシュを使用した場合のコンクリートの品質への影響を調査する研究と、②CO2をコンクリートに混入させる研究をおこなっており、それらの経過報告がなされた。この研究はさらに継続し、広島工大にて、広島県生コンクリート工業組合との共同で実験を行うことが説明され、S協議会は閉会となった。
配布資料