2024年12月24日 中建日報 近未来コンクリート研究会  3協議会で活発議論  対面・WEBで延べ約60人 | プレス情報 | 近未来コンクリート研究会は、インフラを適切に維持管理することを推進する支援をするとともに、これから建設されるコンクリート構造物を長寿命化するための研究を行います。

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2024年12月24日 中建日報 近未来コンクリート研究会  3協議会で活発議論  対面・WEBで延べ約60人

2024年12月24日 中建日報 近未来コンクリート研究会  3協議会で活発議論  対面・WEBで延べ約60人 | 近未来コンクリート研究会
近未来コンクリート研究会
 3協議会で活発議論
 対面・WEBで延べ約60人

 近未来コンクリート研究会(十河茂幸代表)は16日、2024年度第2回となる協議会を広島市中区で開催。「RC構造物の延命化技術研究(M)協議会」「脱炭素コンクリート技術研究(S)協議会」「コンクリートの施工性改善技術研究(CⅡ)協議会」のそれぞれで業種間の垣根を超えた議論が展開された。
 協議会は、対面とWEBの併用で行われ、各協議会それぞれ20人程度、延べ約60人が参加した。
 コンクリートメンテナンス協会技術委員長の江良和徳氏を中心に進めているM協議会では、欠席となった江良氏の代行を十河代表が務め、広島県土木協会との協働で実施している小規模RC橋梁の簡易補修について報告したほか、橋梁再劣化事例の調査結果などを題材に議論を展開。
 広島工業大学教授の坂本英輔教授氏が主査を担当するS協議会では、同大学が広島地区生コンクリート協同組合と共同実施したフライアッシュの少量混合実験の成果などを公表し、来年の生コン技術大会で発表することなども紹介された。
 また、「初期ひび割れ抑制技術研究(C)協議会」の議論終了に伴い、今年度から改組したCⅡ協議会では、広島工業大学教授の竹田宣典氏らが現在の生コン工場の顧客の要望のあり方について議論。工事の発注者、生コンを発注する施工会社との話し合いの重要性などを意見交換し、次回は打ち継ぎの合理化についての情報を整理することとした。
 なお、次回の協議会は2025年2月13日に開かれる予定だ。